合格者コメント2009

油画科

富中友恵

富中友恵
[千葉県立東葛飾高校 出身]

  • 東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻 合格
  • 多摩美術大学絵画学科油画専攻 合格
  • 武蔵野美術大学油絵学科油絵専攻 合格

「受験時代を終えて」
 試験では特別すごいことをする必要はなくて、自信をもって描き切るだけでうまくいくと思います。でも、それが一番難しいことで、私もずっとよくわからずにいました。試験直前になって「自分に特別の才能があるとは思えないけど、自分で自分のやってきたことを信じてあげたいな。」と思いました。そうして試験に臨み、毎日地道に絵を描いてきた自分の延長でのびのびと描くことが出来ました。もし、それまでの日々の中で少しでも妥協したり、自分の納得のいかないことをほったらかしたりしていたら、きっとそういう気持ちにはなれなかったと思います。
 この一年は実験の繰り返しで、あまり試験を見越した完成度の高い作品は描けませんでした。それでも油画科の先生方はプレッシャーをかけずに私のやりたいようにやらせてくれました。一年間とことん自分と向き合えたことで、自分を信じることが出来る自分になれたと思います。暖かく見守って下さった先生方に感謝します。

東京芸術大学入試再現作品

東京芸術大学入試再現作品
東京芸術大学入試再現作品

油画科

小山理恵

小山理恵
[千葉県立薬園台高校 出身]

  • 東京造形大学美術学科絵画専攻 合格

「やらずに後悔するならば、やって後悔したい」
 私はとにかくいろんなことをやりたいという思いがあり、ふな美では興味のあることや気になるものにはどんどん触れて、そして考え付いたことなどはどんどんやった。空回りすることも多かったけど、やはりやってみないとわからない。制作以外でも、楽しむ時はとことん楽しみ、興味のあることは本気でやった。とりあえず後悔だけはしたくなかった。
 もちろん沢山悩んだこともあったし、いろいろ考えこむこともあった。様々な言葉に縛られ、身動きが取れなくなった時には、ふな美の先生方といろんな話をすることで固くなった思考を解きほぐしてもらい楽な気持ちで前に進むことが出来た。悩みを乗り越えることで、新たな自分になることが出来たので悩むことにも意味があったのだと思えた。
 結局、そうやって自分のやりたいことを見つけ、悩みながらもいろんな経験を積み重ねるという当たり前のことが私の自信になった。その自信が、自分の好きなことを言いきる強さにつながるのかなと思います。だから、後悔しないよう、やりたいことをやってふな美でしかできない様々なことを経験して下さい。

東京造形大学入試再現作品

東京造形大学入試再現作品
東京造形大学入試再現作品

油画科

寺田愛

寺田愛
[私立渋谷教育学園幕張高校 出身]

  • 多摩美術大学絵画学科油画画専攻 現役合格
  • 女子美術大学絵画学科油画専攻 現役合格

「ニヤニヤ」
 絵を描くときに大事なのは、何より「ニヤニヤする気持ち」なのではないかとようやく思えるようになりました。
 引き込まれるような面白さや、かっこよさを作品に描ける人というのは、常にキャンバスの向こう側を見ているのだなぁと思います。私は漫画が好きで、よく自分でも読んだり描いたりするのですが、「漫画を描こうとして描いている」のと「世界を表現するために絵を描いている」のでは、やはり後者がグッときます。私の主観ですが、油絵もそれと同じなんじゃないかなと思うようになりました。
 漫画にしろ絵画作品にしろ、作者がみんなニヤニヤしながら作っていると、見ているこちら側にもそれが伝わってくるので、すごく素敵です!ふな美のみんなでニヤニヤしながら楽しんで絵をかけた日々は本当に楽しかったです。ニヤニヤ!

多摩美術大学入試再現作品

多摩美術大学入試再現作品
多摩美術大学入試再現作品

日本画科

五十嵐泉

五十嵐泉
[私立和洋国府台女子高校 出身]

  • 東京芸術大学美術学部絵画科日本画専攻 合格
  • 多摩美術大学絵画学科日本画専攻 合格
  • 女子美術大学絵画学科日本画専攻 合格
  • 東北芸術工科大学美術学科日本画コース 合格
  • 京都造形芸術大学美術工芸学科日本画コース 合格

 私は何年か昼間部に在籍しましたが、経験数に反してだんだんと自分の描いた絵に自信を失っていきました。先生方に描いた作品がつまらないという評価を受けた時には、まさにどん底の状態でした。絵の評価はしばらく安定することはなく、成長の兆しもない時期が長く続いてしまいました。
 しかし、合格した今思うことは、ものごとはもっと単純で、自分は自信のなさから難しく考えがちだったということです。評価が悪いからといってそれまでやってきた根本の部分を壊す必要はなく、むしろそれを土台として無駄なことを切り捨て、良いところを増やすことが出来れば、絵は自然と良くなっていくのではないでしょうか。
 ふな美は絵の基盤を作るのに最高の環境です。しかし、そこからさらにステップアップするには自分で行動するしかないことを肝に銘じるとよいでしょう。昼間部にいる間、迷いながら描いていた私に辛抱強く接してくれた先生方、本当にありがとうございました。

東京芸術大学入試再現作品

東京芸術大学入試再現作品
東京芸術大学入試再現作品

日本画科

岡野里美

岡野里美
[私立東葉高校 出身]

  • 多摩美術大学絵画学科日本画専攻 合格

 私は自分の成長が感じられなかったり、行き詰ってしまった時、自分にとって美術は不向きなんだと投げやりな気持ちになったりすることがありました。けれど、そういう時ほど先生方の励ましにとても救われた気がします。そんなことを何度も乗り越えてからは、今まであやふやだった私の絵に対する考え方も明確になり、焦ることも次第に減っていきました。
 私はふな美で「諦めない」ことを学びました。すぐに逃げてしまう私の根性もだいぶましになったと思います。大学に入ってからもこの経験が私の力になってくれると思います。

多摩美術大学入試再現作品

多摩美術大学入試再現作品
多摩美術大学入試再現作品

デザイン・工芸科

野原香織

野原香織
[千葉県立佐原高校 出身]

  • 武蔵野美術大学基礎デザイン学科 現役合格
  • 女子美術大学デザイン科 現役合格

ー「ありがとう、ふな美!」ー
 私が受験に本腰を入れたのは、部活を終えた高3の夏で日曜受験科から夜間部デザイン・工芸科に移りました。茨城の自宅から片道2時間!他の人より時間がない分、私は必死でした。合格よりも上手くなりたい気持ちのほうが断然大きかった気がします。参考作品室に通い詰め、帰り道にデザイン本を立ち読みして刺激を受けていました。各駅停車に乗ることで座席を確保し、ひたすら勉強した結果、学科はとても強みになりました。飽きた時は友人と電車の中吊り広告のデザインをプチ評論していました。
 入試の直前は不安に押しつぶされ、泣いてばかりでどん底状態でしたが、そんな時先生の言葉や真剣な仲間の姿が励みになりました。ゴールを目標にするのではなく、とにかく走りきることに専念する、するといつの間にかゴールしている。私の受験はそんな感じでした。間違えることを恐れず、どん底に陥っても逃げずに自分と向き合い、最後まで諦めないことが肝心です。
 最後にふな美は「進んで学べる自分になれる」場所です。素晴らしい環境を持てたこと、また、先生方・家族・友人たちへの感謝は尽きません。

武蔵野美術大学入試再現作品

筑波大学入試再現作品

映像科

坂田成美

坂田成美
[私立中山学園高校 出身]

  • 多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科 現役合格

 ふな美に入学する前は、絵や小論文はもちろん、美大自体についても良く分からないことだらけでした。春期講習会を思い切って受けてみると、そこにはもう不安はありませんでした。私が描いたイメージデッサンは上手ではないけれど、描くこと自体が楽しかった!それまであやふやでしたが、やっぱり自分は自己表現するのが好きなんだと確信しました。
 ただ途中、自分はいったい何をしたいのかわからなくなってしまい、考えても考えても答えを見つけられずにいたこともありました。美大へ進む意味さえ見失ってしまっていました。同じ科に通っているみんなは進学に向けて努力し、実力も伸びているというのに、私のやる気はしぼむ一方でした。
 そんな時、先生は私にあきらめないように励ましてくれました。「合格できても、失敗しても、まずは受験というハードルにチャレンジすることから逃げないようにしよう!」と。実際、あきらめなくて正解です。ふな美で過ごした一年は、とても楽しい時間でした。合格発表の日までは何もわからないものです!

多摩美術大学入試再現作品

多摩美術大学入試再現作品

日曜受験科

喜浦愛

喜浦愛
[千葉県立船橋高校 出身]

  • 筑波大学芸術専門学群美術専攻 現役合格

 私は高3の1年間ふな美に通っていました。それまでの私は「何を描きたいのか」がはっきりと表現できないことが悩みで、自分には才能がないといわれることを常に思っていました。さらに受験では短い制作時間という制約が追い打ちのようにのしかかってきたのです。
 しかし先生はじっくりとわかりやすく、どうしたら時間内に自分の描きたいことを描けるのか教えてくれました。そのうちに友達とも互いを認め合い、励ましあう中で私は才能の有無なんて考えなくなりました。才能がないといわれても描きたいと思っている自分に気づくことが出来たからです。
 ふな美は道具の使い方等の基本的なことのサポートももちろんしてくれましたが、それだけでなく気持ちの整理もつけさせてくれた大切な場所でした。ここには受験という枠を超えた価値があるのだと思います。皆さんも焦らず、諦めずに自分を見つめて下さい。

筑波大学入試再現作品

筑波大学入試再現作品

日曜受験科

成田敬

成田敬
[千葉県立幕張総合高校 出身]

  • 筑波大学芸術専門学群デザイン専攻 合格
  • 法政大学デザイン工学部システムデザイン 合格

「やる時は集中力を持って!」  私は芸術の分野を目指したのが高校を卒業してからだったので、実技に関しては不安でいっぱいでした。しかし、ふな美の先生の指導により、何とか志望大学に合格することが出来ました。皆さんも先生に教えてもらったことをしっかり理解し、努力をすれば必ず実力は付いていくと思います。  筑波大学は国立なので学科の勉強も必要です。私の場合はセンター試験までは勉強に重点を置いて、センター試験後は実技と論述の勉強をやっていました。論述は、私も最初は何をやっていいのかわかりませんでしたが、デザインについて常に興味を持ち普段から生活することや、デザイン雑誌を読むことから始めました。同じ筑波大学を目指す人は参考にしてみてください。  これから受験の方は不安が多くあると思いますが、自分を信じてがんばってください。

筑波大学入試再現作品

筑波大学入試再現作品
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