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- 合格者コメント2008

伊藤嶺
[千葉県立東金高校 出身]
- 多摩美術大学絵画学科油画専攻 合格
- 武蔵野美術大学油絵学科油絵専攻 合格
僕は「本気でやる事」を強く意識して描いてきました。何事も本気でやらないと面白くありません。義務感でやるのではなく、前のめりになる感じです。そうやって納得のいく結果が出た時は嬉しいものです。もちろん上手くいく時ばかりではありません。大抵は失敗です。しかし達成感や悔しさと言った感情は次の作品への励みになりエネルギーとなりました。
ふな美では技術や知識はもちろんの事ですが、作品を作る「精神」を学んだような気がします。先生方の批評には時として自分が全く想像もしていなかったような内容も含まれており、作品へのヒントや、自分が知らなかった世界観や価値観を発見するきっかけとなりました。
基礎科も入れて3年間、随分と悩みましたが、結局のところ最も大切な事は悩みつつも全力で描き続ける事なのではないかと思います。スマートとは言えませんが、それは間違っていなかったと思います。
多摩美術大学入試再現作品
油彩 「人物」

深萱由希
[私立和洋国府台女子高校 出身]
- 多摩美術大学絵画学科日本画専攻 合格
『受験生活で学んだこと』
私は現役合格で某私立大学に一旦入学し、後期から再びふな美に通い始めました。大学に通う事により、沢山の絵や作家さんと触れ合う機会が多くなり、それが刺激となって絵について深く考えさせられました。そして改めて絵を見て楽しむ喜びを学び、そのことが私の発想力をいっそう膨らませてくれるようになりました。
以前の私は先生の評価ばかり気にし、空っぽな絵しか描くことができませんでしたが、今は、一番に自分は何を伝えたいのか、それをどのように表現するのかを常に考えるようになりました。作家に必要なものは、基礎力、表現力、そして発想力。この3つのどれもが欠けてはいけないと先生に学びました。また行き詰まった時は「その思い持ち続けていれば必ず手に入る。」という先生の言葉を思い出して乗り越えました。この1年間で私は沢山の先生と友達に出会い、また沢山支えられました。この出会いと支えに本当に感謝しています。
多摩美術大学入試再現作品
水彩
鉛筆デッサン
「与えられたモチーフを使って
[日常]をテーマに描きなさい。」

高城さやか
[私立東洋高校 出身]
- 多摩美術大学絵画学科日本画専攻 合格
- 武蔵野美術大学日本画学科 合格
試験本番に近づくにつれて切迫していく気持ちの中で、日本画科の実技に加え、一年間学科の授業に出席し、英語と国語をきちんとやっていたことがとても心強い味方になってくれました。
実技試験の当日はとくに揮った作品が描けたわけではないのですが、これまでの日々、自分の絵を知ることに努め、先生方に技術的な指導やアドバイスをしていただき、試験に向けてねらいを定めていっていた事が裏切らない結果に繋がったように思います。
武蔵野美術大学入試再現作品
着色写生
鉛筆デッサン

箕輪茉海
[千葉県立国府台高校 出身]
- 東京芸術大学工芸科 合格
- 多摩美術大学工芸科 合格
私は何事にも要領よく取り込めるタイプではなくて、現役の頃から1浪にかけては、とにかくたくさん描きました。余裕なんて少しも持てなくて、上手くなることだけ考えていました。2浪になっても常に周りのペースに流されていました。
けれど、いくら課題で良い評価をされても、実際の試験では不合格。私は、何か変えないといけないんだなとやっと気付きました。自分の体調と相談して休む時は休み、やる時は手を抜かないこと。何よりも自信をつけることが私には必要だと思いました。自信は人の評価からだけでは得られません。講師の助言を参考にしながら、自分で判断していくことを大事にしました。そうすると一定の評価は取れなくなりましたが、結果として今までになかった自信を得ることが出来ました。一人一人違うからやり方も色々だと思います。こうすれば合格する!なんて方法は多分無いはずです。ふな美はそのやり方を探すことのできる場所なのだと思います。続けたことは確実に血となり肉となって、宝物になると思います。
東京芸術大学入試再現作品
着彩写生
塑造「各自の両手と自由な形態」

町山麻理子
[千葉県立成東高校 出身]
- 多摩美術大学グラフィックデザイン学科 合格
- 武蔵野美術大学デザイン情報学科 合格
一度は離れようと思っていた私だが、またチャレンジする事に決めた。けれど、「今年で最後」というプレッシャーは意外と重く、ちょっと描けるようになったかと思うとコンクールでヘマをする事を繰り返した。絶対的な確信と手応えが欲しかった私にとって、いつまで経っても結果が出ないことがとても辛かった。絵を描くことが本当に嫌になったとき、ふんばって自分の欠点を探し出してしっかり受け止め、克服しようと描き続けた事で、自分の中のハードルを1つ超えることができた。そしてそのことは作品の評価にも繋がった。まだまだ悔いはあるけど、受験という状況の中だからこそ得られたものの大切さに気付ける時が必ず来ると思う。
ふな美の方々、講師の方々、友達には本当に迷惑をかけてしまいました。それにも関わらず、励まして支えてくださり心から感謝します。
多摩美術大学入試再現作品
色彩構成
鉛筆デッサン

二宮花梨
[千葉県立東金高校 出身]
- 多摩美術大学環境デザイン学科 現役合格
『悔しさをバネに!』
私はこの1年間、何度も悔しい思いをしました。高3の始め頃に立体が完成しなかった時、「立体は完成しないとただのゴミ」と言われた時、思っていたよりも自分が出来ない時、自分よりも遅く始めた子が自分よりもいい評価をもらった時、自分がよく出来たと思った作品の評価があまりよくなかった時は、心の中で「先生はどこを見てるんだっ」と、やつ当たりする時もありました。
でもそんな時ほど、落ち着いて講評の内容を思い返してみると、やはり先生の言っていることは正しく、自分の作品の未熟な点が分かりました。そして、次回はもっといい作品を作ってやろうと自分を奮い立たせ、入試まで頑張ることが出来ました。
ふな美での1年間はとても充実していたものでした。ふな美の友達は一生大切な友達です。ありがとうございました。
多摩美術大学入試再現作品
色彩構成
鉛筆デッサン

伊藤さくら
[千葉県立薬園台高校 出身]
- 筑波大学芸術専門学群デザイン 合格
- 和光大学表現学部芸術学科 合格
私は日曜受験科に2年間在籍しました。がむしゃらに描いてきた現役時に比べて、次の年は自分の絵を客観視することができました。しかし不安がりな性格の私は、周りの人が上手くなっていくのに焦り、自分の絵に上達を感じられなくて、なかなか自分のペースをつかめずにいました。先生に「コンスタントに書いていけば大丈夫だよ。」といって頂いても疑心暗鬼の日々でした。
ようやく自分のペースがつかめてきたのは、センター試験後、入試直前講座の時期でした。今思えばそれまで何をそんなに悩んでいたんだか分からないのですが。自分のペースをつかめた後は、筑波大入試に向けて一気に走り抜くこと(描き抜く?)ことができました。日曜受験科特有の穏やかな雰囲気のおかげで、直前期でも先生方のアドバイスをしっかり吸収することができ、リラックスして受験当日に臨めたと思います。面接で、「楽しく描けました。」と言う程に。
筑波大学入試再現作品
卓上鉛筆デッサン

藤本ゆきの
[千葉県立千葉女子高校 出身]
- 武蔵野美術大学映像学科 合格
- 武蔵野美術大学芸術文化学科 合格
『苦しみと栄光と』
私は通っていた大学を休学して、夏期講習からふな美に通い始めました。通い始めの頃は、大学を辞めようとしていることへのうしろめたさ、ふな美になじめるかどうかの心配などで、のびのびと作品を作ることができませんでした。でも、友人や先生と関わるうちに、私らしい作品がつくれるようになっていきました。特に私の転機となったのは、秋です。2人組で作る課題では、相手と上手くコミュニケーションがとれず、思うような作品ができませんでした。この出来事を期に、私の中の表現することへの意識が変わりました。
また演劇課題でロリータ・ファッションに扮し、人前で演じたことも自分の殻を破るきっかけになりました。
受験はつらいこともたくさんありますが、楽しく作ることが合格へとつながるのだと思います。いつも楽しむことを忘れず、自分らしさを見つけて下さい。
武蔵野美術大学入試再現作品
イメージデッサン










デッサン 「構成」