鈴木 萌恵子
千葉県立 小金高等学校
千葉県立 小金高等学校
振り返るとふな美での五年間はあっと言う間で、基礎科や油画科では貴重な体験ばかりでした。私は絵の完成図を考えるよりも描く過程を楽しみがちで、全体が見えていない事も多々あったのですが、言葉では理解していても直せず、白色が変に浮いてしまった部分を「もえこフラッシュ」と名付けられ、苦笑したりもしました。技法は唯の手段であって目的ではないと頭で何度もリピートするのも常だったりしました。「良し悪し」の、自分の絵の「悪し」はよく考える、では「良し」は何だとふと思った事があります。形や光をどう感じているのかという基礎的で当たり前な事でも、自分がこだわり、発見できた。それだけで受験前の私は気が楽になりました。その瞬間、基礎科から学べてきたことに感謝しました。ふな美の生活は楽しく、卒業するのが寂しいです。先生方、さりげなく言葉に差し挟まれた励ましが、何度も心の支えになりました。今までお世話になりました。ありがとうございました。
船橋市立 船橋高等学校
甲子園で野球がしたい。高校生活では、この目標のために動いてきた自分ですが、浪人を経て美大受験で結果を出す事ができました。苦しい日々でしたが、自分には必要な時間でしたし、支えてくれた人達のおかげでプラスに変えることができました。予備校生活でも受験だけではなく、この先もきっと通用する意地と根性を学びました。感じた事すべてを忘れずに努力を続けます。ありがとうございました。