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- 夜間部日本画科
夜間部では主に高3の受験生を対象に、週につき1学期は1課題、2・3学期は1〜2課題の制作ペースのカリキュラムを組み立てています。芸大系・私大系入試課題に共通して必要とされる基礎描写力や画面構成力は、毎日の粘り強い努力の積み重ねから少しづつ、でも確実に自分のものとなっていきます。
1学期〜デッサンの基礎を理解する。
日本画科のデッサンで重要なのは、「描く対象のありのままの存在感を表現する」ことです。そのために必要なものの見方、使う道具のことなどについて丁寧に教え、基礎力の充実を図ります。
基礎課題への取り組み
見たモチーフを自分のイメージ通りに描くには基本となる技術と知識が必要です。シンプルなモチーフを描きながら遠近法や間違えやすい注意点など、資料を参考に教えていきます。毎回違うモチーフでも、描き始めから仕上げまでの流れの基本は同じです。
個別進路相談
1学期は描くことへの疑問や入試のことなどわからないことが沢山あるでしょう。芸大・美大に在学の専任講師が中心となって的確にアドバイスをします。


4科合同コンクール
昼間部や、他科との合同で行なう、今までには無い緊張感の下で講師の言葉を思い出しながら頑張りましょう。ポイントは3つ。「強気の姿勢で」、「周りに惑わされずに集中」、「最後まで描き切る」です。
日曜特訓
1学期と2学期に2回ずつ日曜日に開校し、限られた時間でより多くの実技経験を積めるようにしています。クロッキーや屋外スケッチなど、普段と少し違う課題で充実した1日にしましょう。
必ず確かな手ごたえがあるはずです。
コース別の課題により実技入試に対しても理解を深め、2学期以降の入試対策へ繋げていきます。 2学期以降の入試対策へつなげていきます。


前期 |
デッサンコース or 着彩コース |
夜間強化コース |
中期 |
||
後期 |
総合コース or 芸大コース |
学科対策
私立の大学では実技と学科の総合点で合否が決まり、特に多摩美・武蔵美では学科の得点が5割以下では実技が高得点でもほとんど合格できないデータが出ています。近年ではセンター試験で学科の受験が可能な大学が増え、ますます学科面での充実が重要となっています。ふな美では入試を想定した模試、土曜日の学科授業と学力テストを行い、実技と学科の両面から合格ライン到達を可能にします。
2学期〜バランスよく実力を伸ばす
大学によって入試の課題も制作時間も様々。志望大学の入試に直接関係する課題だけ対策したいと考えがちですが、突然今までと出題の傾向が変わる事だってあるし、その時に焦って力を出し切れなかったら悔しい。入試傾向に振り回されず、どんな課題でも積極的に描く楽しみを見出すのが本当の描く力。そこから見る人の印象に残る作品が生まれ、どの大学も入試課題からそんな作品を描いてくれることを望んでいます。
芸大・私大実技コンクール
芸大・私大の入試を想定して出題、審査します。本番へ向けての実力試しです。
結果がよければ自信になり、悪くても足りないところに気づく機会になる。つまり今後のプラスになるということです。
課題と制作ペースに慣れましょう。
コース別に大学の入試課題を想定し、時間内に完成させる実践力を身につけます。


総合コース or 芸大コース |
夜間芸大強化コース |
3学期〜現役合格を目指す
これまでの基礎力強化を重視した取り組みによって身につけた実力を、入試本番での自信へと変えていくのがテーマ。実技入試でやるべきことはふな美で普段やってきたことです。入試で自分を支えるのは積んできた経験のみ。描いた枚数(量)では昼間部にはかなわなくても、1枚1枚をどれだけ大事にして取り組んできたか(質)では決して負けないはずです。3学期はあくまで質を重視した上で経験値を高めます。
芸大
1次の石膏デッサンと2次の静物着彩を強化します。 モチーフの持つ魅力を素直に感じ取り、丁寧に表現しましょう。

静物着彩[鉛筆・水彩絵具 P20・白象紙]
(夜間部生作品)
武蔵美・多摩美
多様な課題に自分らしい発想と表現で、描く楽しさが伝わる作品を目指します。時間内で仕上げるスピードも必要です。
人物着彩[鉛筆・水彩絵具 P20・白象紙]
(夜間部生作品)
武蔵美・多摩美
女子美、東北芸工大、筑波大など、上記以外の日本画科入試を再現。個別対応で短時間での描写のコツを学びます。
構成着彩[鉛筆・水彩絵具 木炭紙大・白象紙]
(夜間部生作品)
合格者コメント

鹿間麻衣
[千葉県立松戸高校 出身]
- 東京芸術大学絵画科日本画専攻 合格
- 東北芸術工科大学芸術学部美術科日本画コース 合格
高校2年生の春から基礎科に通い、基礎科の先生の勧めもあり、日本画科で受験することを決めました。
現役生の頃は、昼間部生に追い付きたいがために失敗を恐れ、技術や描いた枚数の差ばかり気にしていました。しかし、自分が昼間部生になって「失敗しても自分のプラスになる」「悩み苦しんでいる時こそ成長しているんだ」と思うようになり、一年間後悔のないように人一倍努力しました。
そんな私でしたが、センター試験もボロボロで、本番の実技試験でもミスをしてしまい諦めようと思うこともありました。最後に残されたのは根性だけ。合格はともかく、自分の納得のいく作品が描ければいいという気持ちだけで乗り越えました。
突っ走るのもいい!時には止まるのも逃げるのもいいと思います。よくないのは、何もしないで諦めてしまうこと。先の見えない受験生活は、とても苦しいけどがんばってください。
東京芸術大学入試再現作品
静物着彩





静物着彩