千葉県・芸大美大受験・美術予備校 ふなばし美術学院 受験部

夜間部では主に高3の受験生を対象に、週につき1学期は1課題、2・3学期は1〜2課題の制作ペースのカリキュラムを組み立てています。芸大系・私大系入試課題に共通して必要とされる基礎描写力や画面構成力は、毎日の粘り強い努力の積み重ねから少しづつ、でも確実に自分のものとなっていきます。
1学期〜デッサンの基礎を理解する

◇ 個別進路相談

1学期は描くことへの疑問や入試のことなどわからないことが沢山あるでしょう。芸大・美大に在学の専任講師が中心となって的確にアドバイスをします。

日本画科のデッサンで重要なのは「描く対象のありのままの存在感を表現すること」です。そのために必要なものの見方、使う道具のことなどについて丁寧に教え、基礎力の充実を図ります。

◇ 基礎課題への取り組み

見たモチーフを自分のイメージ通りに描くには基本となる技術と知識が必要です。シンプルなモチーフを描きながら遠近法や間違えやすい注意点など、資料を参考に教えていきます。毎回違うモチーフでも、描き始めから仕上げまでの流れの基本は同じです。

 

日曜特別講座

毎日ふな美に通って描くこと以外にも絵画について学ぶ機会はたくさんあります。そのために休日を有効に利用します。図録やビデオ映像などを使った作品鑑賞や、美術館見学などを特別授業として行います。日本画に限らず様々なジャンルの優れた作品に触れ、その作者や作品についての歴史を知ることは美術を志すうえで多くのものを得ることができます。

◇ 屋外スケッチ

昼間部と合同で実習する機会も設けています。アトリエから離れて屋外スケッチ等を行い、自然を描く経験を普段の制作に活かしていきます。

日本画科 夜間部 個別面接
日本画科 夜間部 日曜特別講座 美術館見学

日本画科の学科対策

私立の大学では実技と学科の総合点で合否が決まり、特に多摩美・武蔵美では学科の得点が5割以下では実技が高得点でもほとんど合格できないデータが出ています。近年ではセンター試験で学科の受験が可能な大学が増え、ますます学科面での充実が重要となっています。ふな美では入試を想定した模試、土曜日の学科授業と学力テストを行い、実技と学科の両面から合格ライン到達を可能にします。

2学期〜バランスよく実力を伸ばす

大学によって入試の課題も制作時間も様々。志望大学の入試に直接関係する課題だけ対策したいと考えがちですが、突然今までと出題の傾向が変わる事だってあるし、その時に焦って力を出し切れなかったら悔しい。入試傾向に振り回されず、どんな課題でも積極的に描く楽しみを見出すのが本当の描く力。そこから見る人の印象に残る作品が生まれ、どの大学も入試課題からそんな作品を描いてくれることを望んでいます。

芸大実技コンクール

実際の入試を想定して出題、審査します。自分ひとりの力でどこまで出来るのか、知ることが重要です。以下のことを目標にしてチャレンジしましょう。

1.出題されたモチーフを時間内に描ききる。

2.普段の授業で講師から言われていることを思い出して描く。

3.緊張していてもモチーフの魅力を感じながら描く。

芸大実技コンクール
芸大実技コンクール
3学期〜現役合格を目指す
これまでの基礎力強化を重視した取り組みによって身につけた実力を、入試本番での自信へと変えていくのがテーマ。実技入試でやるべきことはふな美で普段やってきたことです。入試で自分を支えるのは積んできた経験のみ。描いた枚数(量)では昼間部にはかなわなくても、1枚1枚をどれだけ大事にして取り組んできたか(質)では決して負けないはずです。3学期はあくまで質を重視した上で経験値を高めます。
日本画科 夜間部 講評風景
各大学の入試傾向に沿って取り組む

芸大系課題

1次の石膏デッサンと2次の静物着彩を強化します。モチーフの持つ魅力を素直に感じ取り、丁寧に表現しましょう。

私大系(武蔵美・多摩美)課題

多様な課題に自分らしい発想と表現で、描く楽しさが伝わる作品を目指します。時間内で仕上げるスピードも必要です。

日本画科 夜間部 芸大課題 石膏デッサン日本画科 夜間部 芸大課題 静物着彩
日本画科 夜間部 私大(武蔵野美術大学 多摩美術大学 )課題 構成着彩
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