昼間部デザイン・工芸科では1年間を通してデッサン・平面構成・立体構成等の実技授業を展開し、芸大・私大入試の合格に必要な描写力・構成力・表現力を身につけます。多様化する受験に対応するために、そしてより効率的に学ぶために、みなさんの方向性をしっかりと見極めながら指導していきます。
◇ 春の個別面談
一人一人個別で面接し、各自の方向性をしっかりと見極めて合格への一歩を踏み出します。初めての人には受験への取り組み方や志望校の選び方、道具の使い方、学院の生活などの疑問に丁寧に応えていきます。
◇ 基礎力の養成 芸大系・私大系共に学ぶ事。
芸大系と私大系で求められている共通の事柄は一緒に学んでいきます。特にデッサン、色彩構成、立体構成においての基礎的なことは共に学ぶことで相乗的に力をつけることができます。
◇ 様々なレクチャー課題
モノクロで基本的な明度計画の立て方を学び、その見え方を色彩で表現するための色彩感覚を養う課題。
デッサン:正確に形を把握して表現するために『見る力』と『描く力』を構図の作り方や鉛筆の使い方など、実践的な課題を通して学んでいきます。
構成課題:課題文から作品にするための基礎的な色彩感覚や造形力を身につけて表現を豊かにする技術を具体的に指導していきます。
デッサン:一次通過を確実にするために、形・空間を正確に把握する力とモチーフの印象や質感を表現する力を充実させていきます。
構成:課題に的確に応えるために入試に役立つ技術を学び、安定した作品を制作するためのプロセスを構築しながら、描写力・構成力・造形力を確実なものにしていきます。
■デザイン工芸科の学科
デザイン工芸科の入試では学科が重要な合格判定の要素になっています。 学科実力テストや面接を行い、みなさんの習熟度に合わせたクラス設定で学科力を養っていきます。 ※学科授業は学科ページを参照
「引き出し」とは?受験的に言うとアイディア・技術(デッサン力・構成力・模刻力など)ですが・・・まずは色んなことをいっぱい知ることが大事です。受験に関係ないからなんて言わずに、色んなことに興味を持ってください!実は受験に関係ないことなんてないのです。デザイン工芸科の分野はあらゆる所にいっぱい溢れていて、みなさんが目指す夢の答えなのです。自然から、街から、人から色んなことを学べます。見て、聞いて、ふれて『引き出し』を増やすことは自分の可能性を広げてくれます。そして一番受験で役に立ってくれるのです。
受験では「引き出し」を「整頓」すること!これが大事です。特にデザイン工芸科の入試では「伝えること」「伝わること」が求められています。見て、聞いて、ふれて増やした「引き出し」から何を選べばよいか?入試では色々な条件があり、その条件の中で何が活かせるかを限られた時間の中で答えを出さなければなりません。自分の引き出しの中から一番ベストな選択をすることができるように整理整頓が合格するための重要なポイントです。
ふな美のカリキュラムでは様々な課題に取り組むことで、土台となる基礎力を養っていきます。まずは基礎課題にじっくりと取り組みながら描写力、構成力、造形力、発想力の「引き出し」を増やしていきます。じっくりと基礎力を育てたら、次は課題に対しての答え方を学んでいきます。「引き出し」を「整頓」して出題に対して的確な答えを導き出すための訓練をしていきます。きちんと整頓しながら訓練していくと、自分の引き出しから何を選択したら良いのかが、分かり易くなると同時に今自分に何が足りないかも見えてきて効果的に勉強することができるのです。 デザイン工芸科では効果的に学び、可能性を広げられるように丁寧な指導とカリキュラムでみなさんの夢の実現に向かっていきます。