千葉県・芸大美大受験・美術予備校 ふなばし美術学院 受験部

  油画科合格再現作品
東京芸術大学 絵画科 油画専攻 合格者 入試再現作品

東京芸術大学 合格再現作品 ヌードモデル [ 油彩 F20号 ]

(評)なんでもコレクションして壁に貼ってしまう。そんな密やかでマニアックな情景が、カラッとした色彩で描かれています。実際にはヌードモデルが座っていた課題でしたが、あえて白黒写真が配られたかのようにすることで、対象を突き放してコレクションの一部にしてしまっています。作者のモチーフに対する独特の興味の持ち方が感じられる作品です。

多摩美術大学 合格再現作品 構成 [ デッサン B3画用紙 ] 現役合格

(評)タマ美のデッサンではモチーフを配布される構成デッサンが続いています。画面を構成する力も大切ですが、近年タマ美ではデッサンにおける基礎的な描写力が重視されてきています。この作品も、構成の楽しさを支えるしっかりとした描写力を感じさせる作品です。

多摩美術大学 合格再現作品 構成 [ デッサン B3画用紙 ] 現役合格
多摩美術大学 合格再現作品 構成 [ 油彩 F15号 ]

多摩美術大学 合格再現作品 構成 [ 油彩 F15号 ]

(評)タマ美の油彩課題は長年人物課題が続いていましたが、数年前から人物以外も出題されるようになりました。壁に貼られた写真と「記憶」という言葉。解釈の幅も広く、受け身で課題をこなすような姿勢では対応できない課題でしょう。この合格者はモチーフや言葉を出発点としながらも、そこからもうひとつ自分の表現へと昇華しているように感じられます。常日頃から自分の作品づくりに積極的に取り組んでいる姿勢が、こうした課題への対応を可能にしてゆきます。

武蔵野美術大学 合格再現作品 静物 [ 油彩 F15号 ] 

現役合格 (評)ムサ美の出題はオーソドックスな静物課題が多く、合格作品も固有色で描写する作品が多く見られます。近年はさまざまな表現スタイルの作品も幅広く評価されていますが、これほど色彩を自分なりに解釈している作品も珍しかったのではないでしょうか。鮮やかな色彩を使いながらも、モチーフをしっかり観察しようとしている姿勢が感じられます。

武蔵野美術大学 合格再現作品 静物 [ 油彩 F15号 ] 
合格者コメント
櫻場 学
東京芸術大学 絵画科 油画専攻合格者再現作品

櫻場 学[宮城県立 角田高校 出身]

東京芸術大学絵画科油画専攻 合格

ありがとうふな美 僕はふな美に6年間お世話になりました。宮城出身の田舎者だった僕には、ひとり暮らしも、ふな美での勉強の日々も全て新鮮な体験でした。先生方の熱の入った指導もこうして大学に受かった今、思い返すと僕の制作に対する姿勢だけでなく、1人の人間としても大切な事をたくさん教えていただきました。 時に悩み、時に笑い、自分なりに酸いも甘いも経験できた6年間でした。 また、ふな美に通うかたわら僕はアルバイトをして生計を立ててました。二足のわらじは大変で、何度も自分を見失いそうになりましたが、制作することへの情熱は尽きませんでした。先生方も自分のペースで頑張れ、と言って下さり、その言葉に随分と救われました。 厳しい環境の中、精一杯制作に取り組めた事が、自分を一回りも二回りも成長させてくれました。 今はただただふな美の先生方、そして自分を信じてくれた家族への感謝の気持ちで一杯です。受験生の皆も、自分を信じて頑張って下さい。

合格者コメント
長崎 リサ
武蔵野美術大学 油絵学科 現役合格 合格者再現作品

長崎 リサ[私立千葉日本大学第一高校 出身]

多摩美術大学絵画学科油画専攻 

武蔵野美術大学油絵学科油絵専攻 

日本大学芸術学部美術学科 現役合格

分かれ道 一年間ふな美に通った中で一番つらかった時は夏期講習会の時期でした。夏期講習会で浪人生の絵を見てとても驚きました。私が今までやってきたことと全く違うような描き方をしていて、またそういった絵が講評会で評価されていたからです。私はなかなか自分で納得のゆく絵を描けなかったので、がっかりしましたし、とても悔しかったです。でも諦めないで絵を描き続けていたら、少しずつよい方向に絵が変化して行くことに気が付きました。 今振り返ると、この時期に諦めなかったことが合格の大きな助けになったと思います。もしあの時、うまくいかないからと投げ出してしまっていたら、きっと自分の納得のゆく絵を描くことができなかっただろうと思います。 つまずいた時こそ分かれ道です。諦めるか、頑張るかは自分次第。自分の力を信じて、描き続けることが大切なんだと思います。

合格者コメント
高橋 凛
多摩美術大学 絵画学科 油画専攻 合格者再現作品

高橋 凛[私立駿台学園高校 出身]

多摩美術大学絵画学科油画専攻 版画専攻 

武蔵野美術大学油絵学科油絵専攻 版画専攻

東京造形大学美術学科 絵画専攻 現役合格

自分はもともと絵を描くことが好きだったので親にすすめられるがままふな美に来ることになった。基礎科に通い始めたのが10月だったこともあり、周りの人たちとはかなり差が開いていた。思う様に絵が描けず苦しい時期もあった。手応えが出てきたのは高校3年生になって油画科に通い出した9 月ごろでした。 それからは絵を描くことが楽しくて楽しくて、1枚ごとに自分が上達していくのが実感できました。でもそれは、大きなきっかけがあって変化したというよりも、基礎科からやり続けてきたことが少しずつ実をむすんだという気がします。やっぱりあきらめずに、コツコツ描き続けることが大切なんだなと、今は思います。皆さんも、制作していると迷うとき、苦しい時があると思いますが、たとえ地味でもコツコツ続けていくことが、大きな結果に結びつくはずですから、あきらめずにがんばってください。

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