油画科 基礎から応用そして実践をしっかり学び現役入学

夜間部 [17:15〜20:15]
夜間部タイムテーブル

個性ってなんだろう?

入試で求められる力には、大まかにいうと「描写力」と「表現力」があります。「描写力」とは自分のイメージの通りに描く力、「表現力」とは自分のイメージを他の人に伝える力です。近年の入試ではこのうちの「表現力」が重視される傾向にあります。つまりそこには、上手か下手かという技術面のみを問うのではなく、その受験生の持っている可能性=個性を観たいという意思が込められているのです。

でもやっぱり「基本」

「表現力」を問うということは、個性そのものを問うことではありません。個性に優劣なんて無いからです。でも、自分の個性を他の人に伝える力には、上手にできる人と、まだその方法を見つけられていない人との間には差が生まれます。それが入試で問われる「表現力」です。
しかしながら「表現力」は確かな「描写力」に支えられてこそ発揮されるものですから、「描写力」を磨くことはとても大切です。そして、どんなに高度な「描写力」も、基礎・基本という土台の上に成り立っているのだということは、決して忘れてはならない大事なポイントです。ですから夜間部油画科では、基礎力をしっかりと身に付け、それを自分らしい表現に結びつけることによって、現役合格を目指します。

夜間部油画科の流れ

基礎力の確立を徹底してじっくり攻めていきます。合格をあせって中身のない表現に走っても意味はありません。弓の弦を強く大きく引いてから放たれた矢には勢いがあるように基礎力から表現力へと展開していきます。

春期講習会

初めて描く人や、今まで水彩やアクリルでしか描いた経験のない人も油彩を経験できる講習会です。

1学期は基本を徹底的に学ぶ

優れた表現は基本という土台があってこそ成り立ちます。基本をしっかりと身につけないと明るい未来はありません。夜間部油画科では、ひとりひとりのレベルに配慮しながら徹底的に基本を理解していきますから基礎科からの人はもちろん、これから始める人も安心して学ぶことが出来ます。

夏期講習会は刺激がいっぱい!

昼間部生や外部から来た講習会生と合流してたくさんの刺激と充実した制作が出来ます。基礎的な課題だけではなく入試に即した課題を経験して2学期へと繋げて行きます。

夏期講習会

2学期は入試に向けての準備

2学期に入って秋風が吹き出すと数ヶ月後の入試を意識します。しかし表面的な入試対策に走るのは危険です。基本を学ぶ中にいろいろな発見があり、それに基づいたものが各々の個性的表現に発展していくようにじっくり制作していきます。

冬期講習会で実力アップ!

冬期講習会では実際の出題とほぼ同じレベルの課題を行い志望大学の傾向を理解しながら本番に抜けての時間対応や欠点の克服などで実践力を養います。

3学期(直前講習)は昼間部と合流!

1月あるいは2月から夜間部は昼間部と合流し経験値を高めて入試に臨んできます。志望校に合わせた制作時間と課題を昼間部と一緒に制作していき各々の能力を合格レベルまで高めていきます。

冬期講習会

特別な授業と行事

日曜特訓

日曜日を利用して昼間部の時間帯に特訓を行っています。昼間でないと制作出来ない課題や美術館見学、動物園での取材などを行っています。

個別面接 一人一人に丁寧に!

個別面接を適時行っています。志望校の選択や制作の展望について丁寧に話し合います。初心者の人には道具の使い方から学院生活につても指導していきます。

コンクール

● 4科合同デッサンコンクール(1学期)●学期末コンクール(学期末)●公開私大コンクール(2学期)●公開芸大コンクール(2学期)

秋の美術研修旅行

自然の中で制作する!

普段の生活から少し離れて自然の中で制作することはとても有意義です。入試で風景の出題が課せられることもあり、授業が夜なので風景を描くことが出来ない夜間部にとっては数少ないチャンスでもあります。

屋外スケッチ

油画科[夜間部]の学科について

ふな美では年間に5回の学科テストを無料で行っています。実力チェックしましょう。自信がなく自分で勉強ができない人は学科の授業を受けることをお勧めします。週1回土曜日の午後の授業ですが美大の学科を理解することが出来るでしょう。

参考作品

静物構成油彩

静物構成(取り巻く空間)[油彩 F15キャンバス]
(評)作者曰く「幸福感」というテーマで描いたそうですが、それが作品から溢れています。上手く描くだけでなく、自分の内面にあるイメージを伝えられることも大切なチカラです。

構成デッサン

構成(スプーン、フォーク)
[鉛筆 57×43cm TMKポスター紙]
(評)シンプルな構成ですが、金属の質感描写や白い壁の描写の中に、高い緊張感を感じます。

静物(室内風景)

静物(室内風景)[鉛筆 木炭紙大TMKポスター紙]
(評)単に物を描写するだけでなく、自分を取り巻く空間ごと感じ取って描く姿勢が作品から感じられ、臨場感があります。

構成(人物、図版)

構成(人物、図版)[油彩 S12キャンバス]
(評)氾濫するイメージを、確かな描写力でバラバラにならない様に構成しています。特に人物の描写は秀逸です。

現役合格者コメント

原加奈子

原加奈子
[千葉県立船橋芝山高校 出身]

  • 東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻 現役合格

 私は部活動が忙しかったため、特別に高3の4月から6月まで基礎科で週3日、それから夜間部油画科に転科して週6日絵を描くという、周りとのみんなとは違った形で通い始めました。通い始めるまでは絵を描くことがほとんどなかったので、初めは制作している人たちの発するオーラに圧倒されていました。しかしそのオーラは、意外にも早く私の中に溶け込んでいきました。それは、おそらくふな美の人たちがとてもユニークで親切であったかい人がいっぱいいたからだと思います。
 力不足のせいで、精神的つらい時もありました。けれど、不思議とそんな時でも弱音は呑み込んで口に出すことはあまりありませんでした。それは家族や友達が私を支えてくれ、そしてなにより同じ目標を持つ仲間がいたからだと思います。受験になると友達もみな敵!といいますが、少なくとも私はそうは思いません。私が自分をしっかり持つことができたのと、前をしっかり見続けて諦めることがなかったのは周りの環境のおかげだったと思います。
 ふな美に通って、とても面白くて、大切な友達や先生に出会うことができました。

東京芸術大学入試再現作品
東京芸術大学入試再現作品
東京芸術大学入試再現作品

下絵スケッチ

東京芸術大学入試再現作品

素描・水彩 題名[種の記憶]



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